水上 敬太
Keita Mizukami- リスクコンサルティング本部
- リスクマネジメント第一部
- リスクエンジニアリング第一グループ
所属名・インタビュー内容は取材時のものです。
現在の仕事内容について教えて下さい
私が所属するリスクコンサルティング本部・リスクマネジメント第一部では、火災・爆発、自然災害、労働災害などの事故・災害リスクを対象としたリスクマネジメントプロセス全般の取り組みを支援しています。特に、企業の安全管理体制への支援、現場リスク調査、各種安全衛生研修などを担当しています。製造業、建設業等のお客さまが多く、当社の中では、特に現場よりの仕事が多い部署です。作業着・ヘルメット・安全靴を着用して仕事をする機会が多いです。
これまでのご経歴について教えて下さい
新卒で造船業に人事職として入社しました。総務、広報、労働組合役員(非専従)を経て、労働安全衛生部門に長く在籍していました。造船業から建設業に転職した後も、労働安全衛生部門を担当し、MS&ADインターリスク総研に入社しています。自分自身のキャリアを振り返ると、人(労働者)や組織を扱う仕事が中心だったと思います。
転職理由と応募動機・入社の決め手を教えて下さい
「労働災害で傷つく労働者を減らしたい!」という思いが志望動機でした。前職の造船業と建設業は、共通して労働災害が多い職場であり、悲惨な事故も多数対応してきました。労働災害を減らすためには、働く人個人ではできることが限られているため、企業にアプローチできる仕事がないかと探していた際に、MS&ADインターリスク総研と出会いました。当時の面接官より言われた「社会にインパクトを与える仕事を一緒にやろう!」というセリフに、心を打たれ、すぐに入社を決めました。
現在の仕事でのやりがいや印象的な仕事・プロジェクトを教えて下さい
年に数度ある、出身地の企業様向けにやる業務が一番やりがいを感じます。特に建設業のお客さまで毎年新入社員向けに労働災害防止の研修をご依頼いただいています。大学への進学を機に生まれ故郷を離れ、人生の半分以上は首都圏に住んでいますが、この年になって生まれ育った地元への魅力を感じるようになりました。自分ができる仕事と立場で、地元への恩返しの意味で地元企業向けにコンサルすることにやりがいを感じています。
ご自身がお考えになる会社の魅力を教えて下さい
業務の裁量が広いことが一番の魅力と考えています。もともとは労働安全衛生の仕事がしたいという希望でしたが、「働く人の安全」という観点でお客さまの課題をとらえると、防火・防災対策、感染症対策、熱中症、ハラスメント、メンタルヘルス……様々な分野に業務の幅が広がります。自分の経験外であっても、社内外の専門家の知見を借りることでお客さまの課題を解決できる、そのための裁量が個々人のコンサルタントに与えられていることが魅力です。