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「高齢者介護施設の感染管理体制構築支援」を開始

2019年11月29日

MS&ADインシュアランスグループのMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:中村 光身)は、高齢者介護施設の感染管理体制構築支援ツールを開発し、今般、お客さまへの提供を開始しました。

1. 「高齢者介護施設の感染管理体制構築支援」メニューの概要

高齢者介護施設の感染・安全管理体制がより強固になり、利用者の安全や快適なサービスの利用につながることを目的に、以下の新たな支援サービスを開始しました。

(1)感染管理体制チェック

厚生労働省が2019年3月に公表した「高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版」等に基づいて作成したチェックシートを用い分析レポートを作成します。

(2)感染対応研修

感染予防のポイントや発生した際の対応方法について解説します。

(3)感染症発生時対応机上訓練

感染症が発生した際の想定事例を基に、あるべき対応をグループワークで習得していただきます。

2. サービス開始の背景

MS&ADインターリスク総研は、通所介護施設(デイサービス)を対象に、感染および安全の管理体制について独自にアンケート調査を実施し、報告書にまとめました。
本調査は、事故やトラブルが発生した場合、特に介護サービス継続に影響を与えると考えられる「感染管理体制」および「安全管理体制」の2点に絞って実施しましたが、アンケートの結果からは感染・安全管理体制の構築について十分な取組ができているとは必ずしも言えない状況にありました。
(2019年11月28日付けリリース「通所介護施設(デイサービス)における感染管理・安全管理に関する実態調査を実施」ご参照)
今回の調査結果を踏まえて、MS&ADインターリスク総研では新たに「感染管理体制チェック」「感染症対応研修」「感染症発生時対応机上訓練」のメニューを開発しました。

今後もMS&ADインターリスク総研は、社会をとりまく多様なリスクへのソリューション提供を通じてレジリエントでサステナブルな社会の実現に貢献していきます。

以上