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~中堅・中小企業の「BCPを育てていく取組み」の自走化を長期間にわたって伴走支援~
レジリード(中堅・中小企業向けBCP育成サブスクサービス)の提供開始

2023年11月29日

MS&ADインターリスク総研株式会社

MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:一本木 真史)は、中堅・中小企業の「BCPを育てていく取組み」の自走化を長期間にわたって支援するサービス「レジリード」の提供を12月から開始します。

1. 開発の背景

近年、大災害、感染症、サイバー攻撃など、危機が長期化・常態化することが当たり前になり、BCP(事業継続計画:Business Continuity Plan)を策定する取組みに加えて、BCPを育てて組織に定着させる取組みの重要性が日々増しております。

この「BCPを育てていく取組み」は、例えば、抽出された課題に優先順位をつけて順番に消し込む、繰り返し訓練を実施するなど、長期間にわたって継続して実施することが必要です。この状況を我々は策定の取組みと比較して「策定は一瞬、育成は一生」と呼んでいますが、特に、大企業に比べて人手や資金の余裕がない中堅・中小企業においては、長期間にわたる「BCPを育てていく取組み」の途中で心が折れてしまい、自走できていないのが現状です。

今般、開発したサービスの名称である「レジリード」は、レジリエンスを学び(Read)、自ら先導する(Lead)するという意味の造語ですが、このように手間と時間がかかり取組みの途中で心が折れる中堅・中小企業の「BCPを育てていく取組み」の自走化を、長期間にわたって伴走支援をする世界初のサービスです。(MS&ADインターリスク総研調べ。特許出願中)

2. サービスの概要

(1) メニューの概要

本サービスでは、BCPを育てていく局面として、大きく「作れる」、「見直せる」、「緊急時でも活用できる」、「簡単に相談できる」の4つに整理をしたうえで、メニューを構築しています。

メニューの概要

そして、それぞれの局面で、途中で諦めてしまうことなく、「育てていく取組み」を継続するために、以下の特徴を持たせています。

特徴(上表「キーワード」参照) 概要
「魂」が入ったBCPを提供 BCPを「自分事」として認識いただくために、簡単に、自社事業を分析し、戦略や事前対策を整理できる仕組みを提供
「育てていくツール」を提供 策定したBCPの周知・見直し等を習慣化いただくために、手間や時間をかけることなく、簡単にそのまま使える複数のツールをご提供

また、各メニューを長期にわたってご活用いただくイメージは以下のとおりです。

メニューの概要

(ご参考) 画面イメージ

(ご参考) 画面イメージ

(2) サービスの利用料金

本サービスの利用料金は、中堅・中小企業の皆さまが長期にわたってご利用しやすい金額に設定しております。

なお、選択いただくプランによって、ご利用いただけるメニューが異なります。

メニューの概要

※オプションプランのみ加入することはできません。

※すべてのプランにご加入頂いた場合の利用料は、198,000円/年~となります。

※(4)WEB相談の利用料は、クレジットカード払いの場合のみ1時間分無料となります。

3. 今後に向けて

本サービスを、幅広く中堅・中小企業の皆さまに個別にご案内することはもちろん、自治体や商工団体、金融機関等の皆さまと連携してご案内することで、安心・安全な地域づくりに貢献をします。また、数多くのサプライヤーを抱える大企業の皆さまと連携してご案内することで、強靭なサプライチェーン構築にも貢献をします。

また、中堅・中小企業の皆さまに長期間にわたってご利用いただけるように、今後も訓練ツール等の「育てていくツール」の拡充に努めます。

以上