次世代エンドポイントセキュリティ(EDR)+管理セキュリティサービス
防検サイバーの提供を開始
2020年12月24日
MS&ADインターリスク総研株式会社
MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:中村 光身)は12月24日より次世代エンドポイントセキュリティ(EDR)・セキュリティ監視サービス 防検サイバー(以下、本サービス)の提供を開始します。
本サービスは、巧妙化するサイバー攻撃の手口に対して、防御だけではなく、脅威の侵入を素早く検知し、被害を最小限に止める「次世代エンドポイントセキュリティ(EDR)」 と24時間365日の監視サービスを提供する「管理セキュリティサービス」がパッケージとなったサービスです。
MS&ADインシュアランス グループは、今後もグループ各社のノウハウを結集し、多様化するお客さまニーズに応える商品・サービスの開発を積極的に進めていきます。
1. 本サービス開発の背景
昨今のサイバー攻撃の手口はますます巧妙化しています。標的型メール攻撃をはじめ、アンチウィルスソフトなどで防御をしていても、ユーザーが不審なURLや「OK」ボタンをクリックしたり、添付ファイルを不用意に開いてしまったりすることで、マルウェア(ウイルス)に感染するケースが増加してきています。アンチウィルスソフトなどの防御のみに頼った対策だけではなく、脅威の侵入を素早く「検知」し、「対応(特に初動対応)」までを含めた対策が求められています。
しかしながら多くの企業では、限られた人員・予算の中で、対応にかかるセキュリティ専門の人員を確保することやアウトソース費用を捻出することが難しく、実施が困難でした。
本サービスはAIによる自動化、分析基盤の共通化などによりコストを大幅に削減し、検知、対応のプロセスをサービスとして安価に提供することが可能となったものです。
2. 本サービスの概要
- 防検サイバーは検知モード/防御モードの2種類の動作をご選択いただけます。
- 検知モードではマルウェアの挙動を検知・分析し、貴社の端末管理者、端末ユーザーへアラートを送信します。
- 防御モードでは検知に加え、脅威があると判断した場合、自動で当該プロセスの停止や実行ファイルの隔離といった防御を行います。
- 端末に導入する防検サイバーエージェントと、管理サーバーのAI&アナリストによる多角的な監視でマルウェアを検知します。
- マルウェア関連の詳細ログは保存され、過去にさかのぼりインシデント調査可能となります。
また、企業においては事業内容や経営戦略に即して最適なサイバーセキュリティ対策を講じていくことが望まれますが、当社グループでは、サイバーセキュリティ対策フレームワークの各項目に対応するソリューション(セキュリティ対策のコンサルティングや保険の導入等)を“サイバーセキュリティ・MS&ADプラットフォーム”としてまとめ、お客さまの実態に即したメニューをご提供しており、本サービスも今回、同プラットフォームに追加することになります。
添付別紙:サイバーセキュリティ・MS&ADプラットフォームについて
3. サイバーセキュリティ保険を付帯(詳細はこちら)
本サービスをご利用のお客さまについてはお客さまを被保険者とするサイバーセキュリティ保険が自動付帯されます。当該付帯保険についての個別の申込み、追加料金は不要です。
支払限度額 | 賠償損害:50万円/端末1台 費用損害:50万円/端末1台 導入端末数に応じて積算されるが、被保険者あたり3,000万円が上限 |
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補償内容 | サイバープロテクター(プレミアムプラン)相当 |
保険期間 | 1年間
防検サイバーのサービス期間と連動 |
2020年12月24日現在の情報。
セキュリティ事故発生時の保険適用にあたっては一定の条件がございます。
最新情報や詳細については、三井住友海上火災保険株式会社或いは住商インシュアランス株式会社へお問い合わせください。
以上