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選べるBCM支援サービス(レジリードCafe)の提供開始
~BCM取組レベルに合わせて、最適なメニューを選択・活用~

2024年11月21日
MS&ADインターリスク総研株式会社

MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(代表取締役社長:一本木 真史)は、中堅・中小事業者が自組織のBCM取組レベルに合わせて、最適なメニューを選択・活用できる『選べるBCM支援サービス(レジリードCafe)』の提供を開始しました。

1. サービスリリースの背景

大災害等に対する「地域の強靭化」実現には、地域の中堅・中小事業者へのBCP(事業継続計画:Business Continuity Plan)の定着が必要不可欠ですが、中堅・中小事業者のBCPの策定率は低く、加えて、策定後のPDCA活動(BCPの育成=事業継続マネジメント:Business Continuity Management)も継続できておらず、十分に定着しているとはいえません。

このような現状を踏まえ、弊社では、各事業者のBCPの「策定」と「育成」の両方の自走を支援するシステム「レジリード」(※詳細は以下)を2023年12月にリリースしましたが、各事業者のBCM(=策定+育成)の取組レベルが千差万別であり、これに即したサービスの提供を希望される声を頂戴しておりました。

そこで、今般、「BCM取組レベルに応じた同システムの活用パターン」を複数パッケージ化しメニューとして提供することで、利用者が自組織のBCMレベルに応じて最適なメニューを選択し活用できる仕組みを構築しました。

※システム:レジリード(中堅・中小企業向けBCM自走化支援システム)

弊社より2023年12月にリリースをした中堅・中小企業のBCM取組を長期間にわたって伴走支援するシステム。その名称には、レジリエンスを学び(Read)、自ら先導する(Lead)という想いを込めている。BCPを「自分事」として認識いただくための各種分析機能、分析結果をもとにしたプラン作成機能、訓練・研修コンテンツ、課題管理機能、WEB相談機能等、継続的なBCM活動の自走化に必要不可欠な機能を実装。

レジリードの詳細はこちらhttps://www.irric.co.jp/lp/Resilead/index.php

2. サービスの概要

カフェテリアのように、数あるメニューの中から、自組織のBCM取組レベルに合った最適な支援メニューを選択・活用できるサービスです。

特徴①:5つの選べるメニュー

BCM取組レベル等に応じた以下の5つのメニューを提供します。

BCM取組レベル ニーズ メニュー 概要 利用料目安
(税込)
0_ニーズを感じていない A_拠点リスク・影響度診断 * 所在地情報からハザード情報と資源への影響度を一覧化 1.1万円/回~
1_ニーズはあるがBCPを策定できていない B_レジリードPlus お客さまの個別事情を踏まえカスタマイズしたBCP雛形を提供 11万円/回~
2_BCP策定は一定できているが育成ができていない コスト重視 C_レジリード システム提供とWEB相談でBCMの自走化を支援 8.8万円/年~
時間重視 D_レジリードWith Cを使ってコンサルティングを実施し、コンサルティング終了後にCを提供 55万円/回~ **
3_BCMが一定できている E_個別コンサル 個別にニーズを確認してコンサルティングを提案 55万円/回~

*B、C、Dを選択していただいた場合、Aサービスをあわせて提供
**翌年度からレジリードを継続する場合、翌年度の利用料はCと同様

特徴②:無償サービス「BCM取組レベル診断」も提供

そもそも自組織のBCM取組レベルを把握できていない事業者が多い実態を踏まえ、アンケートを提出いただくだけで、自組織のBCM取組レベルを診断するサービス『BCM取組レベル診断』を無償で提供します。

なお、本サービスで提供するレポートでは、BCM取組レベルの診断のみならず、診断結果に応じておすすめの「支援サービス」まで提示します。

(「BCM取組レベル診断」レポートイメージ)

「BCM取組レベル診断」レポートイメージ

3. 今後に向けて

本サービスを、幅広く中堅・中小企業の皆さまに個別にご案内することはもちろん、自治体や商工団体、金融機関等の皆さまと連携してご案内することで、大災害等に対する「地域の強靭化」実現に貢献します。また、数多くのサプライヤーを抱える大企業の皆さまと連携してご案内することで、強靭なサプライチェーン構築にも貢献していきます。

以上

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