トピックス

「フォークリフト運転・作業事故削減取組支援メニュー」の提供を開始します。

2024年10月31日

MS&ADインターリスク総研株式会社

MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(代表取締役社長:一本木 真史)は、運輸事業者や倉庫業者向けに、運転者や施設環境等、フォークリフト運転・作業における様々なリスクを洗い出し、貨物事故及び労働災害の削減を支援する「フォークリフト運転・作業事故削減取組支援メニュー」の提供を2024年11月より開始します。

1. 背景

運輸事業や倉庫業を中心にフォークリフトによる貨物事故や労働災害が発生していますが、各事業者において、日頃よりフォークリフトの運用状況を的確に把握できておらず、発生した事故についても原因分析や対策検討に苦慮されている実態が散見されています。
そこで、ドライブレコーダー等の映像や現地調査時の測定数値を活用して、「ヒヤリ・ハット事例」や「注意を必要とする運転操作」を抽出します。取得されたデータを通じて精緻に運用状況を把握することで、お客さまの実態に即したフォークリフト運転の注意ポイントや今後の教育指導方法をご提案します。

2. サービス概要

<フォークリフト用ドライブレコーダー映像による運転傾向分析>

フォークリフト用ドライブレコーダーを用いて、フォークリフト運転者の運転傾向を把握します。ドライブレコーダー映像やドライブレコーダーから取得された急加減速・急旋回等の数値データから「ヒヤリ・ハット事例」等を中心とした危険運転の傾向を分類・整理し、洗い出された課題への対策案をご提案します。

■抽出のポイント(※1)

  • 走行の操作:急加減速・急旋回
  • 荷役の操作:フォークの位置・パレットの取扱い 等
  • その他全般的事項(安全行動):後退時後方確認・ながら運転 等

■機器の特徴

  • 最新型のフォークリフト用ドライブレコーダーを活用
  • 360度カメラを用いて全方向の確認が可能
  • 冷蔵冷凍倉庫等の一定の低温環境下(※2)においても活用可能

■ドライブレコーダーを未導入のお客さまに対し、機器の貸出が可能

  • お客さまのドライブレコーダーで取得した映像の分析も可能

1: 「フォークリフト運転技能講習規程」における減点基準を参考にしています。

2: 動作温度範囲は、マイナス25℃程度までとなります。

フォークリフト用ドライブレコーダー映像による運転傾向分析

<フォークリフト作業に関する現地リスク調査>

フォークリフト作業に関して、現地調査を実施することで、多角的な視点からリスクの洗い出しを行います。フォークリフト運転者の運転傾向だけでなく、周囲の作業者や作業環境、管理実態等も含めて、組織全体の実態に対する優良事例や課題を分類・整理し、安全管理体制の改善案をご提案します。

■確認するポイント

  • フォークリフト作業実態
  • 荷役方法・ルール
  • 設備・荷役機器の管理状況
  • 作業環境
  • 標示・掲示

■管理責任者へのインタビューを実施

  • 運用体制の実態を確認
  • 関係文書・記録を確認

3. 費用

<フォークリフト用ドライブレコーダー映像による運転傾向分析>

フォークリフトドラレコ設置台数により料金が変わります。

■1台分析プラン:400,000円~

■2台分析プラン:650,000円~

■3台分析プラン:900,000円~

いずれも報告会を含みます。

調査施設の規模等により費用が変動します。

<フォークリフト作業に関する現地リスク調査>

■880,000円~(詳細は別途見積り)

報告会を含みます。

調査施設の規模等により費用が変動します。

以上

NRM NAVI リスクマネジメント

コンサルティングメニュー、
レポート、セミナー情報はこちらから

RM NAVIへ移動