「事前&即時自然災害被害額予測サービス」の開始について
~企業の事業継続活動を支援~
2023年7月31日
MS&ADインターリスク総研株式会社
MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(代表取締役社長:一本木真史)は、地震動による被害や台風(強風)による被害を対象として、災害発生後実際に観測されたデータを基に店舗などの拠点別の被害額を予測するサービス※を開発しました。今夏に試験運用を開始し、今年度中に正式リリースします。
本サービスは、予め分析対象施設に関する情報を自然災害リスク分析ソフトウェアに入力しておくことで、災害が発生した場合に観測データを取り込み、自然災害リスク分析(被害予測額・予想損傷率を算出)を実行し、分析結果をお客さまにご提供する、という一連のフローを自動で行うものです。
自社や取引先・投資先の拠点などを分析対象とすることで、予想される被害規模を早期に把握し、各企業の事業継続対応の参考情報としてご活用いただけるものです。
MS&ADインターリスク総研は、今後も防災DXの推進により、サステナブルな社会に貢献する様々なリスクコンサルティングサービスの開発・提供に努めてまいります。
台風(強風)による被害については、予報情報を基に襲来前に拠点別の分析を行います。
1. サービス概要
分析項目 | 地震動による被害や台風(強風)による拠点別被害額予測 |
---|---|
分析のタイミング | 地震動による被害:地震発生30分から6時間以内 台風(強風)による被害:台風襲来最大2日前から襲来後6時間以内 |
必要情報 | 拠点の所在地(緯度経度)、建物構造、用途、建築年、階数、施設金額(規模感) |
2. 活用のメリット
(1) 即時被害分析(災害発生後)
- 各拠点と連絡がつかない場合の拠点の被害状況の把握
- 各拠点にて被害状況を掴みにくい場合の被害状況の把握
- 取引先など情報収集が困難な先の被害状況の把握 など
(2) 事前被害分析(台風襲来前の強風による被害)
- サプライチェーン(売先・買先・物流拠点):影響度把握と事業継続対応に関する早期検討、注意喚起・事前協議
- 自社:各拠点の営業(操業)停止判断、全社的な支援体制に関する事前検討
3. 予定価格
拠点数に応じて、下表の通りとなります(変更になる可能性があります)。
拠点数 | 分析結果 送信アドレス数 |
予定価格(税抜) |
---|---|---|
10拠点まで | 10まで | 年間定額 250万円 |
11~20拠点 | 10まで | 年間定額 375万円 |
21~50拠点 | 20まで | 年間定額 500万円 |
51~100拠点 | 30まで | 年間定額 625万円 |
101拠点~ | ・・・ | 個別お見積り |
- 分析結果送信アドレス数が上表を上回る場合も個別御見積となります。
- 分析実施回数によって価格が変動することはありません。
4. 試験運用(無償)のご案内
当該サービスに高いご関心をお持ちのお客さまを対象として、7月から9月にかけて試験運用を予定しています。是非積極的なご参加をお願い申し上げます。なお、分析対象施設数は10、分析結果送信アドレス数は5までとさせていただきます。また、当社指定の同意書にご賛同いただくことが条件となります。
<お問い合せ・お申し込み>
以下の宛先まで必要項目を記入の上メールをお願いいたします。
- 宛先:
- irric_data@ms-ad-hd.com
- メールタイトル:
- 事前&即時自然災害被害額予測サービス申込み(会社名を記入ください)
- メール内容:
- 業種:
- 氏名:
- 氏名(かな)
- メールアドレス:
- ご連絡内容(試験運用申込orお問合せなどフリーワード)
お申し込み多数となった場合はお断りする場合がありますので、何卒ご了承ください。
以上
<アウトプットイメージ>
分析結果はエクセルファイルでご提出します。3つのシートから構成され、一つは各施設ごとの被害予測額と予測損傷率の表、もう一つは被害予測額トップ20の表とグラフ、もう一つは予測損傷率トップ20の表とグラフ、という構成です。