トピックス

2021年1月29日

三井住友海上火災保険株式会社
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
MS&ADインターリスク総研株式会社

~産官学民のSDGs取組の見える化、マッチングを促進~
「オンラインSDGsプラットフォーム」の取組の推進について

MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:原 典之、以下「三井住友海上」)、ならびにあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(社長:金杉 恭三、以下「あいおいニッセイ同和損保」)は、2021年1月28日にオープンしたオンラインSDGsプラットフォーム「Platform Clover」を活用し、産官学民のSDGs取組をサポートしていきます。

「Platform Clover」は社会的課題とノウハウをSDGsの17のゴールに紐づけて見える化し、課題解決に向けた協働や協創を実現するサイトです。MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:中村 光身、以下「MS&ADインターリスク総研」)が開発の一部を担いました。

当グループはレジリエントでサステナブルな社会の実現に向けて自治体や商工団体、金融機関等と連携し地域の自治体や企業等に対するSDGsの普及啓発や取組支援を推進しています。さらに今後は「Platform Clover」の活用案内により、SDGsに取り組む企業の課題やノウハウの見える化、企業間のマッチングを促し、全国のSDGs取組の活性化を推進していきます。

1. 取組の背景

法政大学川久保研究室は、自治体を主な利用対象とした「ローカルSDGsプラットフォーム」を2017年に開発に着手し、2018年より公開運用しています。これを礎にした産学官民への拡大版プラットフォームとして、同研究室ならびにMS&ADインターリスク総研、株式会社グミが2020年より「Platform Clover」の開発を進めてきました。
三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は従来から、MS&ADインターリスク総研とともに、全国の自治体や企業の地方創生SDGs取組をサポートしてきました。「Platform Clover」が自治体や企業にとってSDGs実践のさらなる進展に役立つものと考え、運営メンバーとして参画しました。

2. サービスの概要

<全体概要イメージ>

全体概要イメージ
(1) 運営法人
一般社団法人サステナブルトランジション(代表理事:川久保俊※1
(2) コンセプト
社会的課題とノウハウ等を、SDGsの17のゴールに紐づけて見える化するとともに、課題解決に向けた協働や協創を実現する。
(3) 利用対象者
産官学民のすべての関係者
(4) 主な機能※2
利用者が取り組んでいるSDGs関連プロジェクトの発信や支援の募集
他の利用者のSDGs関連プロジェクトの検索や連携の打診 等
(5) 利用料※3
無料
(6) 登録方法
Platform Clover公式サイト(https://platform-clover.net/)からアカウント登録
  • 1 法政大学 デザイン工学部建築学科 准教授
  • 2 オープンした機能に加え、2021年4月以降にAIによるマッチング機能などを順次追加予定です。
  • 3 今後の追加機能の一部を有償オプションとする可能性があります。

3. 当社グループの参画とSDGs取組支援

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、全国の多くの自治体等との包括連携協定のもとMS&ADインターリスク総研とともに、地域の企業等に対してSDGs取組の支援を行っています。
また三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保はプラットフォームを運営する一般社団法人サステナブルトランジションの正会員として、MS&ADインターリスク総研は開発者として、いずれも中核的な立場で運営法人に参画しており、この3社は連携して「Platform Clover」の開発・普及促進を担います。
これにより、SDGs取組において、準備段階における支援(経営者セミナー・役職員研修等による普及啓発)から、「Platform Clover」活用による取組内容の実行や対外アピール等の実践段階の支援までをワンストップで提供することが可能となりました。

以上