トピックス

東北大学
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社

2021年1月29日

東北大学大学院国際文化研究科
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社
MS&ADインターリスク総研株式会社

寄附講義「プロジェクトリスクマネジメントⅡ」を開講
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社とMS&ADインターリスク総研株式会社の寄附を受けて寄附講義を開講

発表のポイント

  • 社会におけるリスクとその対策および持続可能な開発についての理解を深めることを目的とした寄附講義を開講
  • 保険事業やリスクマネジメント理論に加え、ESG・インパクト投資、高齢化社会、自動運転、人工知能など最新の話題について講義
  • グローバルリスクマネジメント,世界のプラスチックごみ,開発途上国の災害リスクマネジメントや国際協力などSDGsに関するトピックも幅広く扱う

概要

東北大学大学院国際文化研究科は、2021年2月4日よりMS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社(取締役社長 グループCEO:原 典之)とMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:中村光身)の寄附を受けて、寄附講義「プロジェクトリスクマネジメントⅡ」を開講します。

今年度で2回目を迎える本寄附講義は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、グローバル人材育成や知の創出に資することを目的として開講するものであり、MS&ADインシュアランス グループはその趣旨に賛同し、サステナビリティ活動の一環として協力するものです。

東北大学は、「東北大学復興アクション」と「社会にインパクトある研究」を両輪とする「東北大学版SDGs」を新たな社会連携の取り組みとして位置づけております。「社会にインパクトある研究」では、持続可能で心豊かな社会の創造のため、持続可能環境の実現、安全・安心な社会の構築などを掲げ、社会連携による多様なセクターとのパートナーシップのもと、SDGsの達成に貢献します。

また、MS&ADインシュアランス グループでは、2018年度にスタートした中期経営計画「Vision 2021」において、2030年に目指す社会像として「レジリエントでサステナブルな社会」を掲げました。社会を取り巻く多様なリスクや社会的課題に向き合い、安定した人々の生活や活発な事業活動を支えるビジネスモデルの推進によって持続的に成長し、SDGsの達成に貢献していきます。

講義の概要

1. 特徴

本講義では、社会におけるリスクとその対策および持続可能な開発についての理解を深めることを目的に、保険事業やリスクマネジメント理論に加え、SDGsに関するトピックを幅広くテーマとし、大学教員コーディネートのもと、当該分野の専門家やMS&ADインシュアランス グループの役職員がゲストスピーカーとして講義を行います。

2. 講義の内容

(1) 講義名
「プロジェクトリスクマネジメントⅡ」(集中講義)

リモートでの開催となります。

(2) 担当
東北大学大学院国際文化研究科 劉 庭秀教授
(3) 単位
2単位
日付 講師名 所属 講義テーマ(仮題)
2月4日 劉 庭秀 東北大学大学院国際文化研究科 教授 オリエンテーション
平賀 暁 マーシュブローカージャパン会長
日本保険仲立人協会 会長
グローバルリスクマネジメントと保険
中川 淳 MS&ADインターリスク総研 基礎研究部 
上席研究員
ESG・インパクト投資
杉澤 登 MS&ADインターリスク総研 基礎研究部 
シニア研究員
認知症の現状と予防
2月5日 須藤 勝義 日本環境衛生センター 総局
国際協力部 部長
世界のプラスチックごみ問題と解決に向けた取組
宇佐 祐樹 MS&ADインターリスク総研
次世代モビリティ室 主任コンサルタント
CASE・自動運転
土居 英一 MS&ADインターリスク総研 基礎研究部
上席研究員
人工知能のいま
新納 康介 MS&ADインターリスク総研 基礎研究部
基礎研究グループ長
途上国向けの金融サービス
2月6日 小林 雪治 JICA東北 所長 東北からSDGs ~JICAの取り組み~
小林 雪治 JICA東北 所長 国際協力事業とリスク管理 ~イランでのJICA事業を事例として~
佐藤 一朗 JICA東北 次長 開発途上国における災害リスクマネジメントとリスクファイナンス
佐藤 一朗 JICA東北 次長 不確実な状況下での気候変動適応策
劉 庭秀 東北大学大学院国際文化研究科 教授 授業の総括