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児童・生徒の「登下校時の安全確保支援」サービスの提供を開始

2020年3月17日

MS&ADインターリスク総研株式会社
株式会社ガッコム

MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:中村 光身)は、株式会社ガッコム(代表取締役社長:山田 洋志、以下「ガッコム社」)と提携し、児童・生徒の「登下校時の安全確保支援」サービスの提供を開始します。

児童・生徒の「登下校時の安全確保支援」サービスの概要

1. 背景

近年、登下校中における児童・生徒の死傷事故・事件が相次いで発生しています。未来ある尊い子供の命を守るため、安全対策強化の機運が高まっており、政府の指示を受け、文部科学省や警察庁による総合的な防犯対策の強化が図られてきています。

2. ガッコム社の概要

ガッコム社は、慶應義塾大学経済学部教授である赤林英夫氏(現 代表取締役会長)が2010年に創業した、学校教育情報サイト「ガッコム」及び不審者・治安情報サービス「ガッコム安全ナビ」等を運営するIT企業です。独自の手法・調査により、全国の学校情報や治安情報を収集し、様々な客観的データを公開することで、児童・生徒の安全の向上、保護者の安心と適切な学校選びに向けた支援を行なっています。

3. サービスの概要

本サービスは、座学研修を通じて「①国における登下校時の安全確保に関する取組み、②通学路における危険箇所を洗い出すための着眼点、③リスクを低減するための対策」について学んでいただくことができるメニューです。

  • 文部科学省が公表する通学路点検時のチェックリストに基づき、実際の事例をご紹介しながら、通学路における危険箇所の洗い出し方やリスク低減のための対策についてご説明します。
  • 教職員の方々が所属する学区を想定したうえで、通学路における危険箇所およびリスク低減のための対策を検討するワークに取り組み、それらの情報を参加者内で共有することで、参加者が自分たちで「危険に気付く」、「対策を考える」、「情報共有(周知)する」を学び、安全意識の向上を図ることができます。
  • 本サービスを通じて確認された危険箇所の情報等を共有することで、防災関連部門や警察などの関連組織との連携強化にも繋げることができます。

<危険個所の具体例>

危険個所の具体例

<グループワークの実施例>

グループワークの実施例

以上