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ルシデウス社との中小企業向けサイバー診断サービス共同研究・開発について

2019年10月25日

MS&ADインターリスク総研株式会社

MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:中村 光身)は、Lucideus Inc.(ルシデウス社・社長兼共同創業者:Saket Modi(サケット・モディ)、以下「ルシデウス社」)と協業し、中小企業を対象としたサイバー診断サービスの共同研究・開発を開始します。

本サイバー診断サービスは、ルシデウス社が有するSAFE(Security Assessment Framework for Enterprise) Assureと呼ばれるフレームワークをベースとしたセキュリティ診断方法で、小規模事業者から、中堅・大規模事業者までを診断することが可能な、日本語にも対応したサービスです。

MS&ADインシュアランス グループは、今後もグループ各社のノウハウを結集し、多様化するお客さまニーズに応える商品・サービスの開発を積極的に進めていきます。

SAFE Assure:<SAFE Assureイメージ>の図をご参照ください。

1. 中小企業向けサイバー診断サービス共同研究・開発の概要

(1)ルシデウス社との共同研究・開発

ビジネス活動において、パソコンやタブレット、クラウドサービスなどのITを活用しているものの、自組織のサイバーセキュリティリスクを把握・診断することが難しい小規模事業者や中堅企業を対象とし、簡易かつ低コストな方式による診断を実現するためのサービス開発に向けた共同研究を行います。

(2)ルシデウス社の概要

2012年にインド・ボンベイにてサイバーセキュリティのサービス事業者として創業し、2016年にSAFEのサービス提供を開始しました。2018年に米国へ本格進出し、2019年に本社をカリフォルニア州パロアルトに移転しています。2018年にシスコ(CISCO)社・元社長のJohn Chambers(ジョン・チェンバース)氏が運営するファンド(JC2 Ventures)から出資を受けました。また2019年4月にはMS&ADインシュアランス グループのMS&ADベンチャーズ社からも同社へ出資しています。

(3)研究開発するサービスの提供

研究開発する「中小企業向けの診断サービス」については、MS&ADインターリスク総研が愛知県で受託している「中小企業向けサイバーセキュリティ事後対応支援実証事業」(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)実施)において、参加企業へのパイロット試験を実施し、2020年4月以降のサービス導入を目指し、中小企業が簡易にサイバーセキュリティ診断を行えるサービスメニューを開発します。

添付別紙:サイバーセキュリティ・MS&ADプラットフォームについて

<SAFE Assureイメージ>

<SAFE Assureイメージ>

以上

本件に関するお問い合わせ先

MS&ADインターリスク総研株式会社

営業推進部 高井 修平 TEL:03-5296-8919