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「VR(バーチャル・リアリティ)を活用した安全運転セミナー」の提供を開始します。

2019年9月13日

MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:中村 光身)は、VR(バーチャル・リアリティ)ゴーグルを装着し、運転席から見える状況を360°VR(バーチャル・リアリティ)映像で疑似体験しながら危険予測トレーニングを行う安全運転セミナーを開発し、サービスの提供を開始しました。

「VR(バーチャル・リアリティ)を活用した安全運転セミナー」の概要

(1)目的

高齢運転者による事故やあおり運転等の危険運転が数多く報道されるなど昨今の交通事故への社会的関心の高まりから、交通事故防止活動を推進する気運が高まっています。従業員に対する安全運転セミナーを開催している企業も多く、弊社においても数多くの出講実績がありますが、新たに、先進技術であるVR(バーチャル・リアリティ)機材を活用し、運転席から見える交通状況を疑似体験できるセミナーを実施します。従来のイラストや写真、ドラレコ映像を用いた研修よりも実体験に近い臨場感のあるセミナーのため、受講者の危険感受性や安全運転意識の更なる向上が期待され、企業の社有車を運転する社員等の交通事故防止につながります。

(2)特徴

  • VR(バーチャル・リアリティ)ゴーグルを装着することにより運転席から360°の交通状況を見ることができます。
  • 死角に隠れた危険の見落とし等を体感でき、安全確認すべき注意ポイントを認識しやすくなっています。
  • 講師による一方的な講習方式ではなく、講師と受講者との対話形式で研修を進めます。受講者には、危険が潜んでいる箇所と危険回避のために適した運転方法を検討していただき、危険感受性を高める危険予測トレーニングを実施していただきます。
  • 交通場面ごとに、VR(バーチャル・リアリティ)ゴーグルを用いた危険予測トレーニング実施後、講師による解説を行いますので、安全運転のポイントを整理して認識しやすくなっています。
  • 交通場面は、単路(脇見)、左折時、右折時、丁字路出会い頭、高速道路の合流、駐車場の入庫・出庫、あおり運転など、1回の講習で4~5つの交通場面を体感することができます。
  • 講習時間、受講者数、費用(いずれも受講1回につき)
    講習時間:60分、受講者数:15名まで、費用:30,000円(税別)