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<運輸事業者向け>「アイトラッカー(視線挙動計測器)を活用した運転指導サポートプラン」の提供を開始します。

2019年7月12日

MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:中村 光身)は、運輸事業者向けに、視線を捕捉するアイトラッカーを活用して事故防止教育を支援する「アイトラッカー(視線挙動計測器)を活用した運転指導サポートプラン」を開発し、サービスの提供を開始しました。

「アイトラッカー(視線挙動計測器)を活用した運転指導サポートプラン」の概要

(1)目的

様々な業態において、『確認不足』や『不注意』を起因とする事故が数多く発生しており、その都度、「確認の徹底」に関する教育指導が実施されています。しかしながら、具体的に「いつ」「なにを」「どのように」確認していないかを洗い出すことができていないケースも多く、その結果、当事者の問題点・リスクを低減するための教育指導が十分に実施できていない実態が散見されています。
そこで、視線を捕捉するアイトラッカーを活用して、運転者の『確認の有無』、『確認の順序』、『確認の度合い』を定量的に把握することで、運転者への教育指導のサポートを行います。本機器により、運転者の確認実態を精緻に把握することができ、取得データに基づく具体的な事故防止対策の検討を行うことが可能となります。

(2)特徴

確認実態の定量把握による運転者への教育指導のサポート

運転者の当該機材装着により「確認の実態」(『確認の有無』、『確認の順序』、『確認の度合い』)を明らかにすることで、教育指導の補助ツールとして活用することができます。

バス・トラック・タクシー・一般乗用車・フォークリフト車両の運転者が主な対象となります。

  • 運転時の一定時間の間(30分程度)、当該機材を装着
  • データの保存作業等は一切不要
確認実態と運転・環境情報の相関性を踏まえた事故防止へのアドバイス

機器から取得した各種データと、運転者の運転情報や連続運転時間、環境情報等の個別データとの関係性について、整理・分析を行い、一定の傾向を把握することで、事故を未然に防ぐための「運転に対する事故防止のアドバイス」を実施します。

  • 乗務員の運行に関わる情報の提出(対象運行分)
  • 活用機材の情報とデジタコ情報等の関係性を整理

以上

本件に関するお問い合わせ先

MS&ADインターリスク総研株式会社

リスクマネジメント第二部 松尾 誠太郎 TEL:03-5296-8916