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<運輸事業者向け>「身体状態確認機器を活用した運行管理サポートプラン」の提供を開始します。

2018年7月2日

MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:村戸 眞)は、運輸事業者向けに、指先センサから取得された身体情報データ(自律神経に関するバイタルデータ)を活用して運行管理を支援する「身体状態確認機器を活用した運行管理サポートプラン」を開発し、サービスの提供を開始しました。

「身体状態確認機器を活用した運行管理サポートプラン」の概要

(1)目的

近年、健康問題を起因とした交通事故が社会問題化している中で、運輸事業者には、各ドライバーに対し出庫前に健康状態を十分に確認し、注意喚起及び運行可否の判断を行う事がより一層強く求められています。しかしながら、ドライバーの状態を精緻に把握することは決して容易ではなく、運行管理者の個々の判断において状態確認・注意喚起等を行っているのが実態です。

そこで、指先センサから身体情報データを取得することができる身体状態確認機器(WINフロンティア株式会社「Lifescore Quick(指尖脈波センサ&タブレットによるココロのバランスチェックシステム)」)を活用して、定量化されたデータの整理を行い、身体状態把握の観点から、運輸事業者の運行管理を支援いたします。本機器により、客観的にドライバーの状態を確認することができ、また取得データに基づく具体的な事故防止対策の検討を行うことが可能となります。

(2)特徴

心身状態の定量把握による当日運行への注意喚起・運行可否判断のサポート

機器を用いてドライバーの心身の状態を定量的に把握します。
参考情報をその場で運行管理者へ提供する事で、当日運行への注意喚起・運行可否の判断材料とすることができます。

  • 出庫・帰庫の点呼時に機材を活用
  • 3週間の継続活用
  • データの保存作業等は一切不要

【出典】WINフロンティア株式会社会社説明資料

心身状況数値と運転・環境情報の相関性を踏まえた事故防止へのアドバイス

機器から取得した数値と、対象ドライバーの運転情報や睡眠時間、運行路線等の個別データとの相関性を分析し、事故を未然に防ぐための運転・運行管理のアドバイスを実施いたします。

  • 乗務員の運転に関わる情報のご提出(対象運行分)
  • 活用機材の情報と運転・環境情報の関係性を整理
本件に関するお問い合わせ先

MS&ADインターリスク総研株式会社

リスクマネジメント第二部 松尾 誠太郎 TEL:03-5296-8916