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2020.9.1

PLレポート(食品安全)<2020 No.3>

国内トピックス最近公開された国内の食品衛生・食品安全に関する主な動向をご紹介します。

農林水産省が「食品製造業におけるHACCPに沿った衛生管理の導入状況実態調査結果」を公表

(2020年6月26日 農林水産省)

農林水産省は、6月26日、食品製造業におけるHACCPに沿った衛生管理の導入状況実態調査結果を公表した。この調査は2020年1月中旬から2月末にかけて、食品製造業者を対象に2019年10月1日時点での HACCPに沿った衛生管理の導入状況を調査したもの。

全体では、HACCPに沿った衛生管理を「導入済み」の事業者は22.5%、「導入途中」は18.0%、「導入を検討している」は21.0%、「導入については未定である」は18.9%、「HACCPに沿った衛生管理をよく知らない」事業者は19.7%となった。

消費者庁がトランス脂肪酸の情報開示を関係先の団体の長あてに要請

(2020年6月26日 消費者庁)

消費者庁は、6月26日、トランス脂肪酸を含む食品の製造事業者が、当該食品中のトランス脂肪酸の含有量を円滑に把握し情報開示できるよう、「一般財団法人食品産業センター」、「一般社団法人日本植物油協会」、 「日本マーガリン工業会」、「一般社団法人日本乳業協会」、「一般社団法人日本パン工業会」の5団体の長あてに、管下事業者に以下の事項について周知するよう要請した。

  1. トランス脂肪酸を含む原材料を供給する食品製造事業者は、トランス脂肪酸を含む原材料を利用する食品製造事業者に対して、当該原材料中のトランス脂肪酸の含有量についての情報の提供に努める。
  2.   
経済産業省が「サプライチェーン イノベーション大賞 2020」を発表

(2020年7月3日 経済産業省)

経済産業省は7月3日、「サプライチェーン イノベーション大賞 2020」を発表した。

経済産業省では、国内におけるサプライチェーン全体の最適化に向け、製造業・卸売業・小売業各層の協力の下、優れた取組を行い、業界をけん引した事業者に対しその功績を表彰している。今回は、 合計13社(共同提出含む)から応募があり、製造・卸・小売各部門の連携によりトラック事業者の荷積み作業の大幅な削減を実現した1件の取組がサプライチェーンイノベーション大賞、 3件の取組が優秀賞(うち1件の取組は食品ロス削減特別賞の同時受賞)となった。

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国内・海外における最新のPL動向を紹介し、ポイント解説を行います。
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