レポート

PLレポート 製品安全 2018年度 No.4

2018.7.1

国内トピックス最近公開された国内のPL・製品安全に関する主な動向をご紹介します。

東京都がベビーバスの安全な使用に関する調査結果を公表

(2018年5月28日 東京都生活文化局)

東京都生活文化局は、5月28日「商品等の安全性に関する調査報告書ベビーバスの安全な使用に関する調査」を公表しました。

東京消防庁管内ではベビーバスの使用中の事故により5年間に45人が救急搬送されており、そのうち12人が「顔が水に浸かる」事故でした。東京都は、このような背景を踏まえベビーバスの安全な使用に関するアンケート調査や当該製品への試験などを行い、本報告書を公表しました。

海外トピックス最近公開された海外のPL・製品安全に関する主な動向をご紹介します。

第4回北米消費生活用製品安全サミットが開催

(2018年5月4日 米国、カナダ、メキシコの製品安全行政当局)

米国、カナダ、メキシコ3ヵ国の製品安全行政当局である、米国消費者製品安全委員会(Consumer Products Safety Commission:CPSC)、カナダ保健省(the Department of Health of Canada:Health Canada)、メキシコ消費者検察局(the Consumer Protection Federal Agency of the United Mexican States:PROFECO)は5月3日、4日に北米消費生活用製品安全サミットを米国メリーランド州にて開催しました。

NTSBが公道運転テスト中の自動運転車による死亡事故調査の中間報告を公表

(2018年5月24日 NTSB)

5月24日、米国国家運輸安全委員会(The National Transportation Safety Board、以下「NTSB」)は、本年3月18日にアリゾナ州で発生した、公道テスト走行中の自動運転車(以下「テスト車両」)が引き起こした死亡事故について、これまでの調査結果を中間報告(Preliminary Report)として公表しました。

調査結果では、

  • テスト車両のベースとして使用された市販車に装備されていた緊急ブレーキシステムが、自動運転モードでの走行中は作動しないように設定されていたこと

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