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2019.2.1

PLレポート(製品安全)<2018 No.11>

国内トピックス最近公開された国内のPL・製品安全に関する主な動向をご紹介します。

NITEがスプレー缶の事故に注意を促すプレスリリースを発表

(2018年12月26日 製品評価技術基盤機構)

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は12月26日、スプレー缶の事故に関する注意喚起のプレスリリースを発表しました。本プレスリリースは、札幌市でスプレー缶が引火爆発した事故や、同じ頃に名古屋市でスプレー缶本体が加熱されて破裂した事故が発生したことを受け、改めてスプレー缶の正しい取扱方法を周知し、事故を未然に防ぐことを目的としたものです。

スプレー缶には、誤使用を防ぐための注意表示が義務付けられています。このような表示があっても事故が起こる背景には、「注意事項を読まない」、「注意事項は読むが、自分なりの解釈をする」など使用者側に起因する問題がある点も指摘されます。

海外トピックス最近公開された海外のPL・製品安全に関する主な動向をご紹介します。

インディアナ州最高裁がPL訴訟において「誤使用の抗弁」を認める

(2018年11月1日 米国インディアナ州最高裁)

米国インディアナ州最高裁は年11月1日、電動工具による負傷事故に起因したPL訴訟において、原告の誤使用が事故の原因であり、製造者はそのような誤使用を合理的に予見できなかったとして、いわゆる「誤使用の抗弁」の成立を認めました。

州最高裁レベルにおいて「いかなる状況下における、どのような誤使用が、合理的に予見不可能な誤使用といえるか」の判断が示された事例として紹介します。

NHTSAが自動車安全技術開発における法規制適用除外の運用について最終案を公表

(2018年12月18日 米国国家道路安全局)

米国国家道路安全局(National Highway Traffic Safety Administration:NHTSA)は12月18日、先進的な安全技術を伴う車両の開発に関し、安全関連法規制の適用除外の運用に係る最終案を公表しました。

自動車の安全に関わる規制を定めた米国連邦自動車安全基準(Federal Motor Vehicle Safety Standard:FMVSS)では、現在、研究と開発が急速に進んでいる車両への新技術が不適合と見做されてしまうものが少なくなく、新技術の開発を進めていく上で、当該規制が障害となっていました。

ブラインド等の安全に関する自主規格が施行される

(2018年12月18日 米国消費者製品安全委員会)

米国消費者製品安全委員会(Consumer Products Safety Commission:CPSC)は、2018年1月に制定されたブラインドやシェード等(以下、ブラインド等)の安全に関する自主規格ANSI/WCMA A100-2018(Standard for safety of window covering products 以下、「本規格」)が12月15日付けで施行されたと発表しました。

本レポートでも何度か取り上げているように、ブラインド等のひも(コード)が子どもの首に絡まる事故は、国内外ともに少なからず発生しています。

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国内・海外における最新のPL動向を紹介し、ポイント解説を行います。
(A4数枚、毎月発行)

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