リスク情報・レポート

リスク情報・レポート / BCMニュース

2020.2.7

新型肺炎(新型コロナウイルス)への日本企業の対応

要旨

  • 2019年の年末に中国・武漢市で発生した新型肺炎は世界的に急速な感染拡大を見せている。
  • 本稿では、現時点までに判明している新型肺炎(新型コロナウイルス)の概要を解説するとともに、今後、日本国内における感染拡大に備えて、企業が取るべき対策の方向性を示す。(本稿は2020年2月3日時点の情報に基づいて記載している。)

1. 新型コロナウイルスの概要

(1)新型コロナウイルスとは

コロナウイルスは、ヒトに蔓延している風邪のウイルス4種類と、動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類の合計6種類が知られている。動物から感染するコロナウイルスは、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがある重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)が知られている。

今回の新型コロナウイルスも動物由来とされており、深刻な呼吸器疾患をもたらす例が報告されている。企業は、今後の推移を注視するとともに、既に感染地域となっている海外拠点従業員への対応や、国内で蔓延した場合の対応をいまのうちから検討しておくことを推奨する。

(2)これまでの推移

今回の新型コロナウイルスは、2019年12月12日に、中国湖北省・武漢市において、原因不明の肺炎が発生したことで発覚した。それからわずか2ヶ月で急速な感染拡大を見せていることが大きな特徴である。

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(A4数枚、不定期発行)