リスク情報・レポート

リスク情報・レポート / BCMニュース

2016.1.4

映像を活用した新型インフルエンザBCP訓練

1. はじめに

先日、政府は新型インフルエンザ(H7N9型)の流行を想定した対応訓練を首相官邸で実施した。同様に近年では企業においても新型インフルエンザBCPの策定が進むにつれて、その訓練を実施する企業が徐々に増えつつある。

そこで、本稿では新型インフルエンザBCPの訓練手法の1つとして、内閣官房が公表している訓練ツールを活用した訓練手法について紹介することとする。

2. 内閣官房「新型インフルエンザ等発生時の行政対応訓練・研修ツール」の概要

「新型インフルエンザ等発生時の行政対応訓練・研修ツール」は、国及び自治体など主に行政の実務担当者を訓練の対象として、新型インフルエンザ発生時に的確かつ迅速に対応することを目的に作成された訓練ツールである。本ツールでは、訓練の前提となる感染拡大のシナリオとして、大きくシビアシナリオ(H7NX型)とマイルドシナリオ(H7NX型)を準備している。それぞれのシナリオの概略は以下の表1のとおり。

そして、これらシナリオに沿った訓練ツールとして、①模擬ニュース映像と、②訓練・研修用テキストが用意されており、国・自治体担当者等は、②訓練・研修用テキストに沿って①模擬ニュース映像等を活用することで、自力で新型インフルエンザ訓練を実施できる立てつけとなっている。以下、これら2つのツールについて概略を紹介する。

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BCMの最新動向や実務上の重要な事項等についてまとめたニュース資料です。
(A4数枚、不定期発行)