レポート

2015年度 No.6「ミャンマーで洪水が発生(続報)」

2015.8.1

10日間に亘る記録的な豪雨により、ミャンマーの14の管区・州の内、12の管区・州で洪水が発生しました。洪水は終息しつつあるとの情報がありますが、被害が深刻な4つの管区・州については政府により引き続き、洪水による被災地域に指定されています。

被害状況

ミャンマーの国家防災委員会によると、7月から8月にかけて発生した洪水と、それに伴う地すべりによる被災者数は約163万人となります(8月20日時点)。これは帰宅できない約39万の家族が含まれます。

また約97万エーカーもの農耕地が洪水により被災しています。

多くのエリアでは既に水が引いていますが、道路や橋などに泥やゴミが堆積している状況で、救助活動や復旧活動に支障が出ています。また既に水が引いた一部のエリアで被災者が自宅に戻り始めている一方で、大部分の人々は、家や道路が泥やゴミなどの堆積物に埋もれた状態で帰ることが出来ず、引き続き避難生活を強いられています。

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