レポート

PLレポート 食品安全 2021年度 No.6

2022.3.1

国内トピックス最近公開された国内の食品衛生・食品安全に関する主な動向をご紹介します。

農林水産省、2021年の農林水産物・食品の輸出額を公表、初の1兆円越え

農林水産省は2月4日、2021年1月から12月における農林水産物・食品の輸出額を公表した。政府は2025年に2兆円、2030年に5兆円という農林水産物・食品の輸出目標を掲げ、年々輸出額が増加しているが、 2021年に初めて1兆円を超える1兆2,385億円となった。

2021年の輸出額が2020年の9,860億円から大きく増加した要因として、農林水産省は次の点を挙げている。

農林水産省「GAP(農業生産工程管理)をめぐる情勢」を更新

農林水産省は1月11日「GAP(農業生産工程管理)をめぐる情勢」を更新した。

農林水産省は、2030年までの政策目標として、ほぼ全ての国内産地で国際水準GAPを実施することとしており、GAPの拡大推進のためのさまざまな施策を掲げている。

2022年度のGAPの拡大推進における対策のポイントとして、同省では、持続可能な農業構造の実現の観点から、環境負荷低減に取り組む団体の認証取得への支援などを行うとしている。具体的な施策として、団体の認証取得に対する 都道府県向けの交付金支援等を掲げており、ASIAGAP、GLOBALG.A.Pといった国際水準のGAPの導入が促進されることを期待している。

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