レポート

PLレポート 食品安全 2019年度 No.3

2019.12.1

国内トピックス最近公開された国内の食品衛生・食品安全に関する主な動向をご紹介します。

厚生労働省が「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を実施する対象を公表

(2019年11月7日 厚生労働省)

厚生労働省は11月7日、「食品衛生法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政省令の制定について」を各都道府県等あてに通知した。その中で、同日に公布された「食品衛生法等の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備に関する省令」(令和元年厚生労働省令第68号)を受けて、改正食品衛生法(平成30年6月30日公布)で定められた「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の実施対象先である「小規模事業者等」の範囲を明らかにした。

消費者庁がアレルゲンを含む食品に関する表示にアーモンドを追加

(2019年9月19日 消費者庁)

消費者庁は9月19日、アーモンドによるアレルギー発症者が増加していることから、アレルゲンを含む食品として表示を推奨するもの(「特定原材料に準ずるもの」)に、アーモンドを追加したことを各都道府県等あてに通知した。

これまで消費者庁はアレルゲンを含む食品に起因する健康危害を防止するための取組みとして、過去の実態調査を基に、喫食後に一定の頻度で血圧低下、呼吸困難又は意識障害等の重篤な症状を引き起こしたと特定される食品の原材料について、アレルギー物質を含む「特定原材料等」に指定している。

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