2024年度 経営連絡会 ウェルビーイングテーマ付議内容
| 議事タイトル例 | : | 「WBCが意識する重要な要素「関係性」に関する共有事項」 「社員がやりがいを感じながら、能力を最大限発揮するには」 「会社と社員の絆を強めるには」 「筑波大学・柳沢正史教授よる睡眠セミナーの内容を共有します」 「クアルサーベイの結果を踏まえた組織論議から得られた声を共有ください」 |
2023年度 経営連絡会 ウェルビーイングテーマ付議内容
| 議事タイトル例 | : | 「当社を取り巻くwell-beingの状況」 「エンゲージメントサーベイを踏まえた考察と対応」 「WBC施策「(男性社員向け)女性健康セミナー」を踏まえた対応」 「「伊藤版ウェルビーイングスコア」の結果を共有します」 「WBC施策参加状況と各種KPIとの相関」を共有します」 |

当社のウェルビーイング経営を推進する「ウェルビーイング委員会」を設置し、社員のウェルビーイング向上をコアバリュー・パーパスの実現へとつなげる施策をPDCAサイクルを回しながら展開しています。
MS&ADインターリスク総研は、Society5.0で求められる「『社会的課題の解決』と『企業の持続的成長』の両立」、さらには、SX版伊藤レポートでも強調されている、「社会のサステナビリティ」と「企業のサステナビリティ」を同期化したSX(サステナビリティトランスフォーメーション)に挑みます。これらの進展に不可欠な「イノベーション」の創出を目指し、その源泉である『社員』が、能力を高め、最大限に発揮できるよう、「Well-Being経営」を積極推進します。
お客さまの事業継続と安定的発展に貢献し、社会のサステナビリティを叶えることは、当社の「パーパス(存在意義)」であり、MS&ADグループの持続的成長にもつながります。その実現には、「コアバリュー(重要な価値観)」の浸透が不可欠です。このコアバリュー一方で「コアバリュー」の浸透には、社員のWell-Being向上が不可欠です。「コアバリュー」の浸透と「Well-Being向上」はプラスの相乗効果を及ぼし合うと考えて、取り組んでいます。

「Well-Being経営」を通して、多様な個性を有する社員が、オープンマインドを持って相互の意見に耳を傾け、知的好奇心を失うことなく、いきいき・わくわくしながら、果敢にチャレンジする風土を育み、明るく・厚かましく行動することで、イノベーションひいては社会のウェルビーイング実現へとつなげていく「WX(ウェルビーイングトランスフォーメーション)」を目指します。
https://www.pip-maker.com/?view=pxdg

2023年度より「クアルトリクスサーベイ」および「統合ウェルビーイング調査(伊藤版WBスコア:一橋大学・伊藤邦雄名誉教授作成)」を追加導入。
(慶應義塾大学大学院SDM・前野隆司教授「幸せの4因子アンケート」にて計測)
幸せの4因子とは「やってみよう因子」「ありがとう因子」「なんとかなる因子」「ありのままに因子」をいい、当社Well-Being経営でもこれらの因子を意識した取組みを推進)
部門別の計測結果を色を分けてレーダーチャート表示
(九州大学・池田准教授、上智大学・森永教授「多面的ワークモチベーション尺度(12項目版)」にて計測)
部門別の計測結果を色を分けてレーダーチャート表示
上記計測結果を踏まえた目標設定
| Well-Being目標 | ||
|---|---|---|
| 2022年度結果 | 2023年度目標 | |
| 幸福度(4因子計) | +-0.00pt | +0.2pt |
| ワークモチベーション(除、競争志向) | -0.09pt | +0.2pt |
他の企業様にご提供したウェルビーイング計測結果との対比も参考にしています。
・サントリーウェルネスOnlineにて弊社取組が紹介されました
・パーソル“はたらくWell-being”にて弊社取組が紹介されました(前編)(後編)
・flora Wellflow導入事例として弊社取組が紹介されました
・CWA(Chief Well-Being Advisor)が取り組む「ウェルビーイング」
週1回ペースでトレーニングを12年間続けています。
ウェルビーイングについて学ぶ
・ウェルビーイングの第一人者、石川善樹先生をお招きして講演頂きました
公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事石川善樹医学博士に来社頂き、ウェルビーイングについて学びました。
開催は経営層向け、一般社員向けにわけて開催、日本は成熟経済下で、持続的な成長(GDP&Well-being)のために、付加価値の適正分配が求められること、時代は主観的ウェルビーイング(生活評価)にも着目しており、主観的ウェルビーイングの決定要因は「選択肢と自己決定」であること、また選択肢を広げ、自己決定を促すためにも「多様な居場所」を用意することが重要であることを認識しました。
出典元:(公)Well-being for Planet Earth資料
・社員講師による勉強会も開催。
経験豊富なシニア社員によるWell-Beingセミナーを実施。以降のウェルビーイング関連イベントの締めくくりは全員で「ウェルビーイング!」を唱和することが定番となりました。
多様性の尊重
・女性の健康セミナー
初の試みとして「男性社員」限定のセミナーを開催。Flora社の協力を得て、「ホルモンバランス(≒月経周期)」 が左右する女性の好・不調メカニズムを学習。NGなしの質問タイムも設け、より深い理解を促しました。
・FFS理論
組織内メンバーの特性を知り・理解することで、お互いを気遣ったコミュニケーションを促進。
「関係の質」向上につなげます。
*FFS理論は(株)ヒューマンロジック研究所が排他的利用権を所有しており、relate株式会社は戦略的パートナー企業の位置づけとなります
・自己紹介サイト
新入社員やキャリア採用の社員が早く会社になじめるようオンボーディングの一環として自己紹介サイトを開設。
クリックすると趣味などの記載もあり、同じ興味を持つ仲間も見つけられ、業務でも事前に相手について確認することで話がはずみます。
・My Favoriteランチ会
石川善樹先生の「ウェルビーイングな組織は他己紹介が上手い」に触発された企画。
気軽に、昼食を食べながら仕事ではみられない意外な一面を知り、交流を深める会。
あらかじめ指名されたプレゼンターが、趣味や特技、最近のTOPICなどを10分弱でプレゼンし、質疑応答。
最近のプレゼンテーマ(例)
「寝台列車旅行のススメ」、「目指せ!億り人」、「航空会社マイレージ上級会員への道」、「サウナは楽しい」、「ダイビングで海を知る」、「スケートボード」、「趣味の話(語学学習、季節の花、喫茶店エクスプロ―、格闘技観戦)」、「野球」、「活字に溺れる」、「長崎の魅力」、「キャンプのススメ」など。
意欲(モチベーション)の向上
・5分間の朝トレ
アプリを使って毎朝5分のオンラインエクササイズに取組みました。参加者による「ギネスに挑戦」にも挑み、無事にギネス認定されました!
出典:isshin株式会社資料
・質の高い睡眠
衛生委員会との共同企画
産業医講師のセミナー「眠りを制する者は、ストレスを制す ―ストレスマネジメントは睡眠で決まる-」を開催
| 「寝る前の週間を見直す」 | 「日頃から習慣づける(ストレス対策を含む)」 |
|---|---|
| 心配事(仕事のこと)があってもくよくよ考えずに寝る(楽しい・幸せなことを考える) | アンガーマネジメントの実践(怒りの感情は6秒待ってから反応) |
| ベッドに本やスマホを持ち込まない(寝る前はブルーライトを見ない) | 事実と想定を分ける、自分の悩みは言語化・数値化する |
| お気に入りのにおいを見つける(ラベンダーの香りを焚く) | アサーション(トレーニング)を取り入れたい・勉強になった |
| 夕方以降のカフェインを控える | 起床時間を一定にする、朝は日光を浴びる、寝だめしない |
・質の高い睡眠(PoC)
当社学術アドバイザ―である川島隆太氏(東北大学加齢医学研究所教授)指導のもと、社員の睡眠クオリティを高める取組みを実施。社員の習慣を把握し、スマートウォッチを配布して睡眠の状態も計測、睡眠改善に効果的な介入を実施。
得られた成果をポスターにまとめて社内掲示

やってみよう因子
・マインドフル茶道
「身体的」「精神的」「社会的」健康のいずれも高める「マインドフルネス」の浸透を図っています。
直近では、「ビジネスに生かす茶道の心得」と題し、裏千家の助教授にお越しいただき、茶道を通じてビジネスに役立つ作法やマインドフルネスを学びました。
ありがとう因子
・Thanks Friday
「そもそもありがとうを言うこと自体、ハードルが高いのでは?」普段から言ってるつもり?年代が違うと声がかけづらい?との課題を解決すべく、若手社員がアイデアを凝らして独自ツールを開発、ありがとうのハードルを下げました。
自己肯定感(ありのままに)
・マインドフルセミナー
川野泰周先生に来社いただき、ありがたいご説話を賜りました。(産業医・産業看護職にもWEB参加いただきました。)活発な質疑応答が交わされ、予定時間を大きくオーバー。「3分間×2回/日 & 週4日以上」を目標に日々実践。感染症対策を徹底し、リアル会場は定員の50%に限定。多くの社員はWEB越しにお話しを伺いました。(参加率35%)
・マインドフルアプリ
実践をアプリで支援
株式会社NeUのスマホアプリ「ストレスマネージャー」で呼吸瞑想の取組みを支援。(参加率25%)

出典:NeU社資料
身体的・精神的健康
・女性の健康について(PoC)
女性のホルモンバランス変化を踏まえた対策のためFlora株式会社のスマホアプリを導入、希望する社員に利用してもらい、セルフコントロールに活用。アンケート内容や改善結果を分析し、更なる改善へとつなげ、当社のお客さまにも提供していく予定です。

身体的健康
・食育
美味しく健康に良いものを食べることで、「いきいき・わくわく・しあわせ」を感じられるよう食イベントを企画。
株式会社山田屋本店様から“お米マイスター”に来ていただき、講演会・食べ比べ・即売会を行いました。

・腸活
株式会社サイキンソー様にサポートいただき、話題の腸活に取り組みました。
「参加者の声」
・腰痛・肩こり
東京大学医学部附属病院22世紀医療センター・松平特任教授の全面的なご協力を賜り、社員の肩こり・腰痛予防を推進
「腰痛」「肩こり」「筋力」「柔軟性(ストレッチ)」対策チラシ

・運動不足解消
筑波大学・中田准教授との共同研究で、「傾斜計」「活動量計」を活用した「セデンタリー防止」取組を実施(参加率29%)
→ 活動量(平均歩数)が有意に増加することが明らかになった。

精神的健康
・パワーフレーズ
元気になるパワーフレーズを国内外の社員から募集(愛媛・南海放送様でのお取組みを取り入れさせていただきました)
国内外から多くの応募があり、厳選した各賞をご紹介します。
■大賞
過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる。
■社長賞
(国内)
大切なことはどれだけたくさんのことをしたかではなく、
どれだけ心を込めたかです。(マザーテレサ)
(海外)
คุณสามารถทำได้ ถ้าคุณคิดว่าคุณทำได้
できるよ。できると思うなら。
(タイでは非常に有名な名言のひとつ。自分ができると思えばその物事も成功に導く事ができるが、もし自分ができないと思えば成功できないという教え。)
■ウェルビーイング委員会賞
ありがとう。
応募作はフォレストに掲示
社会的健康
・けん玉部
日本けん玉協会員様にも来社いただき、仕事を離れて楽しく交流しつつ、けん玉の技を磨きます。級認定試験も実施して“有級者”も続々。
オンラインで海外拠点とも接続し、貴重な“国際交流”の場としても活用。

・フットサル同好会
コロナ禍の中断を経て2023年度に復活。経験者・未経験者、男女、新人からベテランまでがいりまじり、汗を流します。
その他、Art同好会、アウトドア同好会、ビジネス英会話サークルなど社員による自主運営のサークルが発足、活動しています。
・リアル脱出ゲーム&忘年会
老若男女が「脱出」に向けチームワークを発揮。
若手社員の”柔軟な発想”の意味合いに気づけた意味合いは大きい。
何より、大勢でワイワイ楽しめたことが一番!ですが、“脱出”できなかったメンバーからは『悔しい!、もう1回やらせて!!』の声が続出。素敵な謎解きを提供いただいた株式会社SCRAP様、ありがとうございました!
・「ウォーキングイベント」
毎年恒例のウォーキングラリーは趣向を変えながら実施、三井住友海上が提供する「ここからダイアリー」アプリを活用。
この期間は電車通勤をやめて徒歩通勤に徹するつわものも現れ、期間中に希望者による皇居ウォークも開催し、盛り上がる。
趣向の一つとして、歩数を競うだけでなく、SDGs関連団体への寄付を組み合わせ。
2023年度は「都市と農山漁村の循環」を目指す「認定NPO法人 樹恩ネットワーク」に寄付。
組織風土ウェルビーイング
・育児座談会
「パパのための育児クイズ」著者の高橋幸恵さんをファシリテーターにお迎えし、育児真っ最中の社員にて座談会を開催。休暇取得予定者には、取り巻く不安を払しょく、育児に関する悩みを共有・解消を、育休から復帰し現在進行形で育児と仕事を両立している社員の悩みも披露・共有することにより座談会参加者全員の共感・安心が生まれる(=ウェルビーイングが高まる)場となりました。
・セミナー(社員講師)
外部講師のセミナーで高まった「ファイナンシャルWB」への関心を受け、社員が第2弾セミナーを開催。さらに関心が高まり、自主サークル結成の動きへと発展。
キャリア自律ウェルビーイング
・ビジネス英会話セミナー
英語力および外国語によるコミュニケーション能力の向上をはかることで、参加者がより自信を持って広く活き活きと活躍できるようになることを目指し、Q-Leap社愛場吉子さんを招いてビジネス英会話セミナーを実施。社員の学ぶ意欲が高まり、その結果ビジネス英会話サークルの参加者が急増しました。
社会関係ウェルビーイング
・みんなの本棚
社員が多様なら読書の趣味も多様、と社員持ち寄りの本棚を設置。管理人によるお勧め本マトリクスも公開。

財務自立ウェルビーイング
・セミナー(社外講師)
三井住友信託銀行様のご協力を得て、ファイナンシャルウェルビーイング勉強会を開催
金融リテラシーが高いとウェルビーイング度も高い!?
社会的ウェルビーイングを高める講座を開催。話題の新NISAについても伺いました。
(1) コロナ禍を機に、リモートワークを積極推進。
<在宅勤務日数の上限撤廃> 7時間/日勤務の場所・時間帯は不問(深夜勤務は不可)
その上で、
<「オフィス」と「自宅」の位置づけを明確化> ⇒ パーパス・コアバリュー実現を加速
大規模改装を実施
【コミュニケーションスペース「フォレスト」新設】
【WEB会議用・1 on 1ミーティング用 フォンブース設置】
【感染症対策】【フリーアドレス】
【快適オフィス(ドレスコード廃止etc.)】
グローイングツリー
(2) リフレッシュエリア(コミュニケーションスペース)の活用
【狙い】
SXの進展に必要な「イノベーション」を生むコミュニケーション・セレンディピティを追求、コアバリューの一つ「多様性を認め」るために不可欠な、コミュニケーション・相互理解を推進
<取組事例>
【その1】
リフレッシュエリアのネーミングを社内公募 ⇒ 「フォレスト」に決定!
<「フォレスト」に込めた想い>
フォレストは「森(Forest)」を意味しますが、「for Rest(休息のための場)」や「for EST("最上級"のソリューション=イノベーションを生み出す場)」として機能させて欲しいと願っています。
【その2】
様々な情報をきっかけにコミュニケーションが広がるよう、インフォメーションボードを設置
【その3】
軽井沢「追分八百屋」さんの産地直送・無農薬野菜&果物を販売&トークショー
畑においても、「多様な」野菜を栽培することで、土壌の「レジリエンス」「サステナビリティ」が維持されるとのお話を伺い、企業も畑も「多様性が強靭度を高める!」と感心。
(1) クアルトリクス社従業員サーベイ
従来MS&ADグループにて導入していた本サーベイ導入を2023年度より開始。当社独自の設問を加え、従業員のエンゲージメントに加えウェルビーイングやインクルージョンなどを理解する指標などの測定により特化しました。今後ウェルビーイングの会社業績への影響をはかるツールとして活用し、定点観測を行い、また参加グループ会社にて比較を行い、要因を分析していきます。
(1) 大都市圏以外の地域一体型Well-Being経営の推進に協力
企業のウェルビーイング経営と地域のWell-Being向上・活性化を並行して進める「Well-Being愛媛」に、MS&ADグループの三井住友海上・四国西支店とともに参加・支援。
ウェルビーイング経営の輪を拡大し、社会のWell-Beingにつなげるべく、取組みの方向性を確認・再整理、「愛媛モデル」の構築に向けて積極的な支援・協力を実施。
関連HP
https://www.rnb.co.jp/event/node/480.php
https://www.rnb.co.jp/event/node/815.php
(2) 「(一社)社会的健康戦略研究所」の活動に参画
ライフステージに合わせた健康の実現のため、社会的健康度の改善、持続可能な共生社会を目指して活動する「(一社)社会的健康戦略研究所」のミッション・ビジョンに共感し、活動に参画しています。
社会的健康戦略研究所HPより抜粋
(3) 日経ウェルビーイングイニシアチブに参加
よりよい社会をデザインしていくためにWell-beingという概念と新指標を、これからの時代の社会アジェンダにすることを目指す理念に共鳴し会員会社としてその実現に尽力します。