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MS&ADインシュアランスグループ
リスクマネジメント情報誌「RMFOCUS」第61号を発行

2017年4月3日

MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:原 典之)、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(社長:金杉 恭三)は、同じくグループ会社でリスクコンサルティング会社の株式会社インターリスク総研(社長:村戸 眞)と共同で、企業向けリスクマネジメント情報誌「RMFOCUS」第61号(季刊)を発行しました。

「リスクマネジメント取り組みをサポートするための、有益かつ最新の情報をお客さまにお届けする」という本情報誌のコンセプトのもと、リスク関連情報を幅広くご紹介しています。

今号では、「健康経営」を特集として取り上げたほか、年間シリーズ「レジリエンス」「イノベーション」、企業の人権リスクと影響力。国際会議開催自治体のリスクマネジメントなどのテーマについて解説しています。

「RMFOCUS」第61号(A4版52ページ)の主な記事概要 詳細はこちら(PDF:13,985KB)

<年間シリーズ> レジリエンス ~強く、しなやかな社会づくり~:
■災害列島の防災・減災そして「縮災」

巻頭シリーズ「レジリエンス~強く、しなやかな社会づくり~」第4回は、関西大学 社会安全学部 特別任命教授(チェアプロフェッサー)河田惠昭氏に、これからの災害問題で重要となる「縮災」という概念および専門用語としての移動災害、全体最適・部分最適、複合被災、避難準備情報等を中心に紹介いただきます。

■安全な観光都市、熱海を目指して

熱海市長 齊藤栄氏に、観光都市熱海の観光客数の現状および観光客増加に向けた各種取り組みを紹介いただくとともに、近年増加している外国人を含めた観光客および住民の安全確保のために立ち上げた「安全な観光都市 熱海を考える研究会」の取り組みについて紹介いただきます。

<年間シリーズ> イノベーション ~我が社のリスクマネジメント~:
■お客さまと従業員の安全・安心のために ~プリンスホテルの取り組み~

ホテルやレジャー施設等において地震や火災などの災害が発生した場合、多くの方が被害にあう可能性があり、避難経路確保等の日頃の取り組みが極めて重要となります。今回の「我が社のリスクマネジメント」では、プリンスホテルにおける「お客さまと従業員の安全・安心のための取り組み」についてお話しをうかがいました。

健康経営特集:
■健康リスクと経営リスクに向き合う ~ストレスと働き方のマネジメント~

慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科の山内慶太教授に、医療経済学の視点から、ストレス関連疾患等を中心に「仕事の能率の低下(プレゼンティーイズム)」とその損失の大きさについて解説いただくとともに、これからの企業経営における「健康リスク」と「経営リスク」の関係および働き方のマネジメント等について解説いただきます。

■健康経営へのアプローチ ~長時間労働削減の観点から考える~

長時間労働抑制の流れは日々厳しくなり、今まさに「働き方改革」が求められています。社会保険労務士として、長時間労働削減などで多くの企業を支援されてきた中辻めぐみ氏に、企業としてそれら取り組みのあり方および「健康経営」までのアプローチについて、経験に基づき解説いただきます。

■ストレスの直接的な身体的影響を考慮した健康経営

一般的にあまり認識されていない「ストレスによる直接的な(生理学的応答による)身体的影響」について、そのメカニズムの概要を紹介するとともに、その影響を考慮した健康経営のあり方・推進の留意点等について解説します。

企業の人権リスクと影響力(レバレッジ)

近年、人権問題において企業が貢献することに、大きな期待が寄せられるようになってきました。しかし、一企業の影響力には限界があります。企業のレバレッジとその行使方法について解説のうえ、コレクティブ・アクション(業界団体や企業集団などによる集団での働きかけ)の利点、レバレッジのポイントについて解説します。

国際会議開催自治体のリスクマネジメント ~G7伊勢志摩サミット開催自治体へのヒアリング調査~

近年、国内で行われる国際会議が増加しており、2020年には東京オリンピックも開催されます。その開催地の自治体が考えなくてはならないことや果たすべき役割について、2016年5月の伊勢志摩サミット開催自治体にヒアリング調査を行い、リスクマネジメントの観点から整理・考察しました。

以上

本件に関するお問い合わせ先

株式会社インターリスク総研

営業推進部 須貝 太/高井 修平 TEL:03-5296-8921