トピックス

MS&ADインシュアランスグループ
リスクマネジメント情報誌「RMFOCUS」第59号を発行

2016年10月3日

MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:原 典之)、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(社長:金杉 恭三)は、同じくグループ会社でリスクコンサルティング会社の株式会社インターリスク総研(社長:村戸 眞)と共同で、企業向けリスクマネジメント情報誌 「RMFOCUS」第59号(季刊、最新号)を発行しました。

「リスクマネジメント取り組みをサポートするための、有益かつ最新の情報をお客さまにお届けする」という本情報誌のコンセプトのもと、リスク関連情報を幅広くご紹介しています。

今年度より巻頭特集として、年間シリーズ「レジリエンス」と「グローバル」に加えて「イノベーション ~我が社のリスクマネジメント~」の掲載を開始しています。そのほか、水リスク、感染症対策、防災・BCM教育、インバウンド対応などのテーマを取り上げています。

「RMFOCUS」第59号(A4版48ページ)の主な記事概要

<年間シリーズ1> レジリエンス ~強く、しなやかな社会づくり~
:ビジネスと被災地における生命線である物流を担う使命 ~佐川急便における取り組み~

佐川急便株式会社取締役の内田浩幸氏に、災害時にビジネスと被災地の生命線となる物流について、佐川急便の過去30年間の改善取り組み、事業継続取り組みの考え方、災害時物流活動の課題・提言などを紹介していただきます。

<年間シリーズ2> イノベーション ~我が社のリスクマネジメント~
:企業経営を支える水リスク管理 ~花王の水保全に関する取り組み~

近年、世界各地で水枯渇、洪水、水質汚濁などの水リスクが顕在化する例が増え、水リスク対策を進めている企業も増えています。今回の「我が社のリスクマネジメント」では、リスク対策のみに留まることなく、商品開発や自社ブランドの向上にもつながる水リスク管理を推進・実践されている花王株式会社の金子洋平氏にインタビューを行いました。

<年間シリーズ3> グローバル ~世界に広がるリスクソリューション~
:中国における交通事故の動向と留意点

中国では2014年までの過去5年間で乗用車の保有台数が倍増するなど、急激なモータリゼーションが進んでいます。その交通事故動向、事故多発の背景事情などを紹介するとともに、駐在員の目から見た企業がとるべき対策として、中国固有の留意すべき点を中心に紹介します。

ニューリスク:<シリーズ全4回> 第2回 企業の水リスク評価の背景と考え方

水リスク(水枯渇、洪水、水質汚濁、水需給問題等の水に関連したリスク全般)への関心が高まってきています。また、企業の水リスクへの対応状況を投資判断材料の一つとして注視する機関投資家も欧米を中心に増えてきています。それらの背景および企業の視点から見た水リスク評価の考え方などを紹介します。

感染症対策:企業における感染症危機管理 ~エボラ出血熱から新型インフルエンザまで~

「ジカ熱」の感染地域がじわじわと広がっています。また、季節性インフルエンザの流行期を迎える中で、新型インフルエンザ等が発生することも懸念されています。近年、各国で流行した主な感染症の現況と、わが国の対応および感染症の法改正動向を解説するとともに、企業は感染症に備えて何を行うべきかを紹介します。

防災・BCM教育:防災・BCM活動に関する従業員教育の推進について

事業継続計画(BCP)を作成している企業は多い一方で、それらの企業においても全従業員向けに、定期的に防災・BCM活動に関する教育を実施できている企業は少ないのが現状です。こうした企業向けに、インターリスク総研で開発した防災・BCM活動に関する従業員教育の推進モデルを紹介します。

インバウンド対応:インバウンド(訪日外国人)におけるムスリムへの対応と課題

近年、海外から日本を訪れる旅行者(インバウンド)が著しく増えています。日本政府もビザ発行要件緩和等の推進を行っていますが、外国人旅行者をさらに増やすには、民間企業や自治体においても対応しなければならない課題が多々あります。本号では、訪日ムスリム(イスラム教を信仰している人々)への対応と課題について紹介します。

以上

本件に関するお問い合わせ先

株式会社インターリスク総研

営業推進部 須貝 太/高井 修平 TEL:03-5296-8921