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~海外拠点を含めた複数拠点の防火管理体制を推進~
「防火管理コンサルティング」を開始

2015年7月13日

MS&ADインシュアランス グループの株式会社インターリスク総研(社長:近藤 和夫)は、7月から、複数の工場、店舗等を有する企業を対象に全社的な防火管理体制の構築を支援する「防火管理コンサルティング」を開始しました。

本サービスは、インターリスク総研の有する、長年の防災調査(リスクサーベイ)の経験・ノウハウを活かして、全社的かつ総合的な防火管理の強化に向けた各種コンサルティングを提供するものです。

インターリスク総研は、今後も、お客さまのニーズにお応えする各種リスクコンサルティングサービスの開発・提供に努めていきます。

1. 開発の背景

昨今、製造業を中心として大規模な火災や爆発事故が連続的に発生し、組織内での安全に対する意識の低下や管理システムの形骸化、知識や経験の伝承不足などが指摘されています。また、海外を含む複数拠点を有する企業、経営統合や合併・分社化を経験した企業においては、現場毎に複数の安全管理手法が併存したり、全社的な安全管理体制を統括管理する部門が存在しないことによる安全管理対策の不徹底に懸念を示す企業が増えています。当社はこうしたお客さまの声にお応えするべく、本サービスを開発しました。

2. 防火管理コンサルティングの概要

防火管理の推進に関する以下のコンサルティングを提供します。

  1. (1)全社的防火管理体制の構築
    防火管理のための体制、実行責任、手続き等を整備し、防災管理規程を作成します。
  2. (2)防火管理ガイドラインの整備
    各拠点の防火管理に関する取り組みを強化・支援するためのガイドラインを作成します。
    海外を含む各拠点の自主点検チェックリストを作成することも可能です。
  3. (3)防火管理の整備・運用状況の点検
    当社のサーベイヤーが各拠点を調査し、防火管理体制やガイドラインの運用状況を点検します。

3. 防火管理コンサルティングの活用方法

全国に所在する複数の拠点、海外拠点を含むグループ全体の防火管理に関する仕組みの構築、および各拠点で整備・運用すべき防火対策の統一的指針を整備することが可能です。また、第三者により整備・運用状況を点検することで、客観的評価が得られ、拠点間の相対比較も可能となります。

以上

本件に関するお問い合わせ先

株式会社インターリスク総研

災害リスクマネジメント部 石川、加藤 TEL:03-5296-8947
営業推進部 高井 TEL:03-5296-8919