リスク情報・レポート

リスク情報・レポート / 交通リスク情報

2017.10.2

運送事業者(バス・タクシー・トラック)における事故削減計画
「事業用自動車総合安全プラン2020」の策定について

1.はじめに

国土交通省は、2017年6月30日に交通事故削減計画である「事業用自動車総合安全プラン2020」(以下、プラン2020)を策定した。

策定された背景には、2009年に策定された「事業用自動車総合安全プラン2009」(以下、プラン2009)における2018年事故削減目標値の達成が困難な状況であることや、軽井沢スキーバス事故等の安全管理が不十分な事業者による重大事故が発生したこと等の状況の変化から、プラン2009の計画期間終了年より1年前倒しで策定されたものである。

プラン2020の計画期間(目標年)は、交通安全対策基本法にもとづき内閣府が策定した「第10次交通安全基本計画」の計画期間と合わせるとともに、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、世界一安全な輸送サービスの提供を実現させるため、計画期間を2020年までとしている。国土交通省等の行政機関や関係業界は、2020年までに事故及び死者を計画的に削減すべく、プラン2020に従って、より一層、一丸となって交通事故防止を図ることとなる。

これから強力に推進され、取り組んでいくこととなるプラン2020がどのようなものかを広く理解していただくことを目的として、本稿では、プラン2020の位置付けとともにその内容を紹介する。

2.プラン2020とは

(1)プラン2020の位置付け

まず、道路交通安全対策基本法にもとづく道路交通安全基本計画とプラン2020等の事業用自動車総合安全プランの位置付けについて記載する。

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