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リスク情報・レポート / タイランドレポート

2016.10.13

8月10日から12日(8月12日はnational mother's day:タイ国王妃の誕生日)にかけて、タイ南部で連続爆発事件が発生しました。この事件により、少なくとも4名が死亡、20名以上が重軽傷を負いました。

タイ国警察は、現時点で同一組織による犯行と結論付けることはできないものの、いずれの事件も同じ種類の爆弾が使用されたと公表しています。

1.事件の概要

今回発生した連続爆発事件の概要は下表の通りです。

8月12日には、タイ南部にある5つの県で火災も報告されています。警察は一連の爆発事件との関連について明確にしていませんが、参考情報として下表にまとめます。

タイでは、2015年8月17日のバンコク・エラワン廟での爆発等、過去数回に渡って公共の場所を狙った爆弾テロが発生しており、今回の爆発、火災も観光客等が多く訪れる公共の場所で発生しています。

NCPO(National Council for Peace and Order)は、今回発生した一連の事件は2016年8月7日の国民投票(新憲法案が賛成多数で可決)を受けた政治的な動機が背景にある可能性を示唆しています。
また、Thai intelligence officialsは、今回の事件が南部独立運動組織BRN(Barisan Revolusi Nasional)の犯行による可能性があるとしています。このように、犯行グループについて複数の仮説が示されていますが、確定には至っていません。

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